里親の本・絵本
絵本紹介|トラのおうちで育った”ヒョウの子ども”のお話を実際に子どもと読んでみて 〜養子縁組絵本の紹介〜
ホラスにはすてきな家族がいました。
でも、どうしてぼくだけみんなとちがうの?
ぼくはママとパパの子じゃないの?
ホラスが見つけた「ほんとうの」家族とは…。
新しい家族に迎えられて暮らすことの幸せを暖かに綴る絵本。本の紹介ページより
4歳娘は、この表紙を見て、最初に自分から読んでほしいと言ってきたのに、読み終わったら
「え、ひょうをとらが育てるなんてかわいそう。」
と一言。
(多様性を教えたい親としてはちょっとたじろぐ一言。)
でもそう思うのも普通な感覚だろうな、と思い深呼吸して話しかける。
確かに見た目は普通じゃないかも?
でも親が死んだり行方不明になったり育てられない場合は
育てる大人が必要じゃない?
どうしてNちゃんはかわいそうだとおもうの?と対話しました。
「わかんない・・でも違う!」と。
(実際には「かわいそう」というより「違う種類なのに」ということが驚いたようでした。)
4歳さんには若干難しい話だったようで、
「ふーん、そうだねぇ。」と言われて対話も終了でした^^:
(毎日、予想通りには行かないものです・・!)
周りに同じようなケースが身近にいないと、
今の日本の生活をしていると「かわいそう」と感じるのかなぁ?
と思いいろんな家族のカタチをお話しました。
まだまだコロナ禍の影響はありますが、もっといろんな大人に出会わせたいなと思った夜でした。(話だけじゃなく、実際に合って知りたいよなぁと思った日。)
ちなみに6歳の兄の感想は
「似ている動物ってたくさんいるよねー!僕書いてみる〜」
と書いてくれて。
虎とヒョウって似てるじゃん?
だいたい同じじゃん?
と言わんばかりに。
「似ている」の定義もバラバラですし、
一人ひとりの反応が違って面白いですよね。
皆さんも家族の話、子どもとしてみませんか?
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